親の相続財産がわからない・・・
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親の相続財産がわからない・・・
この様なトラブルが生じないように、
一番安心なのは生前に財産の一覧を作っておくことです。
相続が発生したときに相続財産として何があるかを把握するのは、
相続人にとって思った以上に手間になることもあります。
特に遠方にお互い住んでいるような場合には、
日常、財産のことを話す機会もないので、
いざ相続が発生した場合には、調べるのにも苦労されると思います。
そのため、生前に財産の一覧をきちんと作り、
相続に備えることが重要です。
注意点として、財産の一覧には必ず負債等の借金の存在も載せておきましょう。
相続発生後に支払いが滞ってしまった場合には、
思わぬ不利益を相続人に与えてしまう恐れもあります。
また、財産の一覧を作っても安心せず、
定期的に見直すことも重要です。
生きている限り財産は変動しますので、
見直し、変更があった個所はその都度財産の一覧も修正してください。
財産の一覧を生前に見られることに不安を感じられるような方は、
遺言書に財産の一覧を載せておくという手段もあります。
相続対策というと、相続税などの税金がどうしても気になってしまう方も多いと思いますが、
相続税がかからないようなケースでも相続対策は生前にできればお元気なうちに行うことが重要です。
平成26年4月8日
司法書士・行政書士 溝の口オフィス
小野圭太