ゴルフ会員権の相続
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ゴルフ会員権の相続
ゴルフ会員権の相続を検討する前に、
まず確認すべきことがあります。
ゴルフ会員権には3種類あります。
① 社団会員制
② 株主会員制
③ 預託会員制
まず、①の社団会員制のゴルフ会員権に関しては、
原則として、相続の対象とはなりません。
ただし、定款によって相続の対象となる旨の記載があるようなら、相続の対象となります。
次に、②の株主会員制のゴルフ会員権に関しては、
通常の株式と同様に相続の対象となります。
最後に、③の預託会員制のゴルフ会員権に関しては、
「ゴルフクラブの会員たる資格」と「会員権者たる地位」の2つに分けられるのですが、
「ゴルフクラブの会員たる資格」については、相続の対象とはなっておりません。
「会員権者たる地位」については、会則の規定によりますが、原則としては相続の対象となります。
ゴルフ会員権については、上記のどの種類に該当するかによりますので、
ご確認頂ければと存じます。
平成26年2月25日
司法書士・行政書士 溝の口オフィス
小野圭太